コラム

貯蓄率は少し回復したが・・・

 

こんにちは。

 

総務省の家計調査によりますと、

2016年の貯蓄率を表す黒字率が

前年より僅かながら上昇し、27.8%となりました。

 

雇用改善により、所得が増えた世帯が多かったことが

要因の一つに挙げられると思います。

 

政府は貯蓄から投資へ促していますが、

まだまだ現状は厳しいようです。

 

2016年末の家計の金融資産残高は1800兆円となり、

資産別の内訳では、家計の投資信託は96兆円と前年同月末比で0.2%増加、

株式は167兆円と0.4%の減少、家計の現金・預金は1.8%増の

937兆円となり、過去最高を更新したようです。

金融資産に占める割合も52.1%となり、

こちらも過去最高額を更新しました。

 

お金が投資に向かわない理由として

やはり大きいのが将来への不安でしょう。

少子高齢化、財政赤字の拡大、年金制度の不安など、

不安要素は多くある為、手堅く現預金で貯めるという

行動は至極当然の事と思われます。

 

あと、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度がまだまだ

浸透していないことや投資の必要性をそもそも感じない事なども

あるのではないでしょうか。

 

現状のデフレ経済下では、物価も上がらないため

リスクを取ってお金を増やすことに繋がっていかないのでしょう。

 

ただ、金利は史上最低の状態が数年続いていますが、

今後は上がる選択肢しかないことになります。

日本の財政状態や国債の発行状況を勘案すると

いつ金利上昇局面が起きても不思議ではありません。

 

国債消化がままならなくなり、金利上昇、通貨安から

インフレになっていく可能性も考慮しておく必要がありそうです。

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